1.鉋削りの木材を用意する
職人の確かな目で材料を選びます
これまで多種多様な材料を扱ってきた経験を活かして、木目の表情が活きるように製品に見合った材木を厳選します
2.祈祷
日本では古来から、木は神聖さを宿すと信じられています
木材に御利益がありますように、弊社がお世話になっている神社に祈祷をしていただきます
3.材料を削る
レーザー加工製品に使用する鉋削りは、削り方で木目の見栄えが決まります。
また表面にレーザーが照射されることを加味して削らなければなりません。
4.鉋削り(かんなけずり)を加工する
*弊社独自の特別な技法で、鉋削りを加工しています
レーザー加工で使用する鉋削りは0.4mm程度で非常に薄く、しかも自然とクルクル丸まってしまいます。
ほんのわずかな力でもすぐに破れてしまうため、取り扱いには細心の注意が必要です。
そしてアクリルに貼ってレーザー照射しても木目のきめ細やかさを保てるように、乾燥や伸張といった特殊な加工を施しています。
5.アクリルにのりをつける
なるべく薄く均等にのりづけします。
6.アクリルに鉋削りを貼る
シワができないように気を付けて、素早く慎重に貼り付けます。
鉋削りは特殊な工程で加工しているため、モタモタしていると破れたり波打ったりしてしまいます。
1.試験とデータ収集
レーザー加工する際には、照射する位置やレーザーの強さなど、その都度最適な設定を導き出さなければなりません。
そのため、あらかじめ何度も試験を繰り返してデータを収集しておく必要があります。
2.木材の種類(樹種)ごとの微調整
レーザー加工は樹種によっても結果が異なるので、さらに設定を微調整します。
3.画像準備とデータの読み込み
画像に余計な汚れなどが無いかを確認します。
小さな点のような汚れでもレーザーが照射されてしまうため、綿密なにチェックが不可欠です。
4.黒塗り
レーザーを当てる部分はあらかじめ背景を黒く塗りつぶしておきます。
5.レーザー加工実行
レーザーで加工していきます。
6.完成