既製品との違い

ゼロから製作する建具は、既製品と違ってしっかり製作施工すれば100年後でも機能します。
日本古来のお寺などの建築物はメンテナンス次第で1000年以上保ち続けているものもあります。
その違いは表面にこそ現れなくても、10年も経てばその差は歴然です。

木材の数年先を察知する

木は生き物なので、人間と同じように1本1本性格があります。
しかし建具で扱う材木は1ミリの誤差すら許されません。
そのため、たとえ木目や表面がキレイでも数年後には歪みや曲がりが出てくる可能性があります。
そういった違和感を察知できる目利きのスキルは真の建具を創るうえで生命線ともいえます。
しかし今や建築業界をはじめ製材業者ですら、そういった技術はどんどん失われてきています。
わたしたちは、材木1本の仕入れでも業者任せにせず厳選して施工しています。

最上の選択

建具で扱う部材は木材や金具など何万種にも及びますが、弊社の情報量は他の追随を許しません。
同業者だけでなく様々な業界の方々が、知識情報を求めてはるか遠方からでも何度も足を運ばれるほどです。
弊社ではそれらの充実したノウハウを惜しみなく注ぎ込み、常に最上の選択を用意して対応します。

デザイン・機能・耐久性

建具は日々の生活で使うので、デザインも機能も耐久性も、どれもが大事です。
どれか1つでも欠けたら100％の役割を果たしているとは言えません。
弊社では、それらすべてをできる限り高い水準で解決させる提案をします。

本物のエイジング

家具や建具では年代物に見せるエイジング加工が人気です。
一方で弊社が製作する建具は、実際に年代物になるまで使い込むことができるので「リアルな年月が刻んだ真のエイジング」を楽しめます。
建具と共に過ごした月日が、記憶と共に心地よい風合いを見せてくれます。

仕様を超えた先に

弊社の基準は依頼内容の100％が完成ではありません。
仕様通りに納品しても、まだ改良の余地があれば無償で改良させていただくこともあります。
「こんなものか」と思われない次元まで高めていくことこそ、弊社のポリシーです。